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『ボクの頭の中を覗いて  医者も神父も逃げ出した』 (The Collectors)


by fukk0

三つの袋

結婚式の披露宴はいいですね。

なんといっても、飲む理由が明確です。めでたい。めでたいから飲む。

冠婚葬祭の葬においても偲んで飲んだりしますが、やはりしんみりですからね。
そうそうガブガブ飲む訳にもいかない。どうしても遠慮しがちになるし、そもそも酒も喉を通りません。酔えない。

一方で婚。こちらは酔えば酔うほど祝福をしていると見なされる、まさに酔っ払いオンステージの場。
まあ、めでたいとはいえ実際には所詮他人の幸福。自分にはあまり関係ないのですが他人の「めでたい」に乗っかって飲めまくるという事実は、酔っ払いにはめでたすぎるほどめでたい。

その場において飲み過ぎで怒られることは決してありませんからね。通常。



先日は同僚の結婚式にお呼ばれして出席。

めでたい席にはつきもののシャンパン。
シャンパンもめでたい度が高くないとなかなかお目にかかれないですからね。もうここぞとばかりにガブガブ。

新郎に頼まれた祝辞のことが多少気になりますが、もう話すネタは決まっています。
昨晩ネットで調べて仕込んだ、三つの袋の話。堪忍袋と、なんとかとなんとか。
あれはいい話です。新郎新婦、親族も含めて「いい話だった」と涙ながらに私に感謝する姿が目に浮かびます。

あとは、お酒を存分に楽しむだけでしょー!・・・あれ、あと2つはなんの袋だったっけ。


この辺りから異変に気づくべきでした。


飲んだ方が饒舌になると、ガブガブガブ。

式は遅れ気味なのでしょうか、そろそろ私の番だと思うのですが、いっこうに声がかからない。

えーっと、あと2つ、あと2つ・・・布袋?それはBOØWYだ。
玉・・・へへへ、そんなわけないか。




・・・なぜか皆が私を見ています。

耳の奥から聞こえてくる私の名前、ああそうか、やっと、やっと私の出番らしい。


なんとか立ち上がり、ふらふらと、あちらこちらの席にぶつかりながらもなんとかマイクにたどり着きました。

早く話さないと・・・袋、袋、、ああそうだ、胃袋。一つは胃袋だった。


「えーっと、結婚には三つの胃袋が、いやそれじゃあ牛だ、えっと・・・」


そして私は自らの胃袋からこみ上げてくるものを我慢しきれず・・・




  第2回お題
  『幸せな空気に満ち溢れた披露宴。
  新郎・新婦の入場から、ずっと何事も無く進行していたのだが、
  新郎の会社の同僚という男がスピーチのためマイクの前に
  立った瞬間から、披露宴会場は誰もが予想できなかったほどの
  大パニック状態に陥ってしまったのだった。
  果たして何が起こったのか?』



■□■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント様 http://earll73.exblog.jp/
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助走期間ということで。
いつまで助走し続けることになるのかは分かりませんが。
# by fukk0 | 2006-03-12 23:03 | 飲み過ぎ

yanboruさんおめでとう

「熊夫婦 by中央ヤンボル」のyanboruさん、ピックアップブロガおめでとうございます。

yanboruさんのページにリンクされていたので、もしやと思いすっかり更新していなかったこのブログのアクセスを見ると、2・3来客があったようで・・・。わざわざ足を運んでくださった方、面目ない。

ピックアップブロガは、PUBと書いたりするようで。

PUBといえば飲み屋。居酒屋はJapanese pubと言うようです。

で?
# by fukk0 | 2006-02-05 23:12 | ひとりごと
<まずは下のリンクから前半をお読みください>
名探偵がおおおおおおおおおおすぎぃぃぃぃぃぃぃますから・・。(前半)










「犯人はっ!

  あなたです!」


10人の名探偵が一斉にある人物を指差した!!!










「あいぅっ!!」








山本カツオが叫んだ。

無理も無い。その場の全員が、カツオを指差していたのだから。


「いいえ。違いますよ、ムッシュ。ご安心ください」


ポアロが言った。


「ああそうだカツオさん。おれもあんたを指差しているんじゃない、その向こうの御仁だ」


明智小五郎が、舐めるように呟やく。



そう。

よく見ると、全員がカツオを指差しているようで実は、カツオの向こう側の人物を指差しているのだ。カツオは、一足先に現場に駆けつけ死体の横に立っていた。そしてその他の全員は皆、死体(とカツオ)を取り囲むように立っていたため、自分のちょうど対面にいる人物を指差すと、あたかもカツオを指差しているように見えていただけであった。




<つづく>






**********第2回上清水賞テンプレ**********
【ルール】
 2人1組で参加する覆面ブロガー同士の、ミステリィ創作作品によるタッグ戦(ダブルス)です。

  参加の流れは、以下の通り。

  1・一緒に参加するパートナーを探す
  2・トラバ作品の導入部(事件編)を受け持つか、解決編を受け持つか
   、2人で相談して担当を決める
  3・前半部担当者が、この記事にトラックバックする
  4・後半部担当者が、前半部の記事に解決編をトラックバックする

1人目は上清水から出されたお題を踏まえて、舞台となる清香島で
事件を発生させて(謎を提示して)ください。
2人目は、その事件の解決部分を書いてください。
前回と違い、前半部が出揃ってから後半部がスタートするシステムではなく、
エントリー期限中に両方ともTBを完了させてください。
前半・後半の同時TBももちろんOK。

なお、ご参加の際にはタッグチーム名も用意していただければ幸いです。
 
 エントリー期限は本日から3月31日(木曜日)23:59までです。
 
 【審査方法】
 ●巨匠・上清水一三六が自ら最優秀作品を選出。
    その他、場合によっては部門賞もあり。
 
 ●参加条件はすべての覆面ブロガーによるチーム。

  「覆面ブログ」の定義は、通常メーンで記事を書いているブログ以外
のブログ。
そして、書いている人間の正体が通常ブログと同一人物であることが
〝バレていない〟と自分で確信していることです。自分でバレていないと
信じていれば、実際にはバレバレでもかまいません(笑)。

  TB人数制限はありません。原則として1チーム1TBですが、パートナーが
異なる場合には別チームとみなしますので、相手を替えれば何作品でも
TB可能です。また、覆面さえ別のものに着け替えれば、中の人同士が
同じ組み合わせでもかまいません。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペお願いします。

 ★会場   激短ミステリィさま
 http://osarudon1.exblog.jp

**********第2回上清水賞テンプレ**********


※ えー・・・、ねまいです。でも思いついたところまで、とりあえず載せてしまいます。
  そのうち、続きも書くつもりです・・・おやすみなせい。 (こんなんあり?)

※ つづき書きました。
# by fukk0 | 2005-03-31 23:59
<初めての方は下のリンク、前半からお読みください>
名探偵がおおおおおおおおおおすぎぃぃぃぃぃぃぃますから・・。(前半)
名探偵がおおおおおすぎぃぃぃますから・・。 ~後半その1~




「ところで、あなたはなぜ私が犯人だとおっしゃるのざます?」

この八方ふさがり(いや、10人だから十方塞がりか)の状況で口火を切ったのはミス・マープルだった。キッ、と金田一少年を見据えている。

 「ふふふ、簡単なことさ。
  あんたは今、いつもの胸のスプーンがないようだな。
  そのスプーンが凶器ってわけだ。
  おれの目は節穴じゃないぜ、じっちゃんのナニにかけて!」

金田一少年はどうやら、ミス・マープルとスプーンおばさんをごっちゃにしているようだった。

 「ところであんた、俺が犯人であることを証明してもらおうか。
  じっちゃんのナニにかけて!」

金田一少年を指差していた御手洗潔は、ブヒッ、とお決まりのブタ鼻を一鳴らしし、得意の論理展開を始めた。

 「金田一くん、凶器は笑いカワセミですよ。聞いてなかったのですか?」

 「笑いカワセミのポイントはなんでしょう。そう、笑いですよ。
  笑いがなければただのカワセミ。焼酎のないお湯割りのようなもんです」

 「でですね金田一くん、笑いと殺人。
  この組み合わせはなんでしょう?そう。ブラックジョーク以外の何者でもない。
  そこまでは、体は子供でも頭脳は大人な金田一くんなら分かりますね?」

 「あーはっはっは!」

御手洗潔を指差していたシャーロック・ホームズが突然笑い声を上げ、御手洗潔の論理展開が中断された。

 「ミスター御手洗。それはコナン君だよ。ねえコナン君。あーはっはっは」

シャーロック・ホームズは、ねえコナン君、と言いながらなぜか番頭のスネ夫を見ている。どうやら彼も何か勘違いをしているようだ。論理展開を中断された御手洗潔は、ブヒッ、と小さくブタ鼻を鳴らして不機嫌そうに体を揺らした。

 「あーはっはっは、相変わらず愉快な論理展開だよ、ミスター論理展開」

シャーロック・ホームズは朝からご機嫌だ。人の名前も怪しくなってきている。そんな彼からは酒の匂いがただよい、朝っぱらから一杯やっていたことが伺い知れる。

 「ところでミスターロンリーテンカイ。
  どうして私があなたを指差しているかが、知りたいかい?? それはね・・・
  お前を食べてしまうためだーーー!なーんてね!あーはっはっは!!
  いやー今日は愉快な日だ、なあ、ミス・レモン。あーはっは!」

 「私はマープルざます!なんですか、スプーンだのレモンだの!」

そんな、朝からご機嫌なシャーロック・ホームズを指差していたのは、なんと女将の静御前。
いつの間にか指差し合戦に参加していたようだ。

 「この人、私のお風呂を覗いた犯人に間違いありません!この酔っ払い!」

しかしどうやら、今回の殺人事件の犯人探しとは無関係なようだ。
そしてお風呂を覗いていた張本人、専務の野比のびたから、ホッ、というため息が漏れた。

そんな静御前を指差していたのはコナン君。いつの間にか座り込んで眠っている銭形警部の後ろに回って体の影に隠れ、銭形警部の声真似で解説を始めた。

 「しかしー静御前どの。
  あなたはあなたで、Aカップの胸にパットを詰め込んでDカップに
  しているというのはー、やりすぎなのでは?」

 「なんとなっ!覗いておったのはおぬしか?」

 「失敬な。覗いていたのはのびたですよ。
  あの慣れた様子、一度や二度じゃあーないでしょうなあ。
  私はー単純に、女性の下着を確認するのが好きなだけなんですよ、
  盗ったりもしない。あー、写真には撮りますがね。が盗りはしません。
  このような旅行の時はー、必ず確認することにしておるんですよ。
  なんせー体が子供だと、自由に女風呂の周りをうろつけますからなあー。」

 「なにーっ!蛇伊案!弁護士の蛇伊案!こやつを訴えろ!!」

しかし蛇伊案は、すでに主任弁護士を辞任していた。
ちなみに先ほどホッとしたばかりの、のびたの顔からはたちまち血の気が引いたが、コナン君の衝撃的な告白のおかげで、その罪は薄まっているようだ。

 「ふふふ、ついに尻尾を表したな。怪人二十面相め!」

明智小五郎はコナン君を指差していた。

 「大人なのに全く背丈の違う子供に変装。
  こんな芸当が出来るのは世界広しといえども怪人二十面相、
  おまえしかいない!」

 「いいえムッシュ」

灰色の脳細胞が口をはさむ。

 「彼はクスリをやっているだけですよ。エマニエル坊や同様にね。
  そうですよね、ヘイスティングス?」

ヘイスティングスと呼ばれた銭形警部は、まだ眠っている。

 「しかしムッシュ」

逆立ちで頭をかきながら金田一耕介が言葉を続けた。

 「その見事なちょび髭。ちょっと怪しくありませんかなあ。
  ちなみにカツラは、ヅラ、という呼称からも、あまり好ましくない
  イメージがありますな。しかし髭となると、ツケヒゲ。
  ズラとツケヒゲには、明らかな差がありますなあ。
  どちらも、毛を利用して騙しているという点において等しい行為である
  にも関わらず。
  いったい全体、これはどういう性質からくる違いなのか....」

もう、完全に犯人探しの話はどこかに消えうせている。

 「金田一さん。きゃー!ほら!そのふけ!頭をかかないでざますよ。
  ああいやだ。
  だらしない男の人はだいっきらいざますよ。」

金田一を指していたのはミス・マーブルだったようだ。

 「うちのかみさんがね」



・・・コロンボなんか呼んでねーよ!なんでもありかよ!!



とその時、








「ちょーーっとぅぅ



 待ったあぁぁぁぁぅ!」










カツオが叫んだ。

 「どおぅもう、さっきからぁぁ、
  ぶつぶつぅ、この部屋の状況をこと細かにぃつぶやくぅ、
  声が聞こえますぅぅぅ」

 「どこから?」

 「ここぉぉぅ」

カツオは、俺を指差した。











仕方がない。どうせバレるのは時間の問題だったんだ。
そもそもこの展開では、当初の目的を達することは不可能だろう。

私はゆっくり体を起こした。

 「ぎゃああああ~!」

死体の第一発見者、山田やす子さんが再び叫び声を上げる。



 「カツオさん、よく分かりましたね」

カツオに声をかけると彼はさも得意そうに、

 「こんだけぇ近くにいるとねぇぃぃ、さすがにぃ聞こえますぅぅぅ」

やれやれ。
私は昔から、思ったことをすぐに口に出す癖がある。スピードが命のITの世界では、この癖のおかげでのし上がることが出来た。しかし最近は、この性格が災いし、不用意な発言がマスコミで取り上げられてしまうことも多い。

 「なんで、こんな芝居をうったんだ?これだけの面子を集めて」

誰が聞いたのか。どうでもいい質問だ。決まってるだろう。

私はただ、寿司が食いたかっただけなんだ。











**********第2回上清水賞テンプレ**********
(略)



えー・・・。すみません!!
登場人物に、知らない人がたくさんいたので、勝手なキャラ設定をさせていただきました。
ほんとうに、ファンの方とかごめんなさい。本当に、知らないだけなんです・・・
(調べもしませんでした)

つまり、すべての登場人物は、実在の小説に出てくる登場人物とは全く!無関係であります。
# by fukk0 | 2005-03-17 01:25

誰でもえーんかい

いつものように、

 「おっぱいパブいかがあすか?おっぱいパブいかがあすか?」

と、にいちゃんに声を掛けられながら帰り道を急いでいると、

さっきまでぼーっと道端に立っていた、酔っ払いのおばあちゃんが突然、

 「おっぱいぱぶ・・・・・ いきたい・・・ おっぱいぱぶ・・・ イキタイ!」

するとにいちゃん、おばあちゃんに近づいて、

 「あ、行きますか?おっぱいパブ?」



見境なしかよ!
# by fukk0 | 2005-03-07 22:15 | ひとりごと